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豊川稲荷『妙嚴寺』灯籠修復
昨年11月22日の妙厳寺新法堂落慶に合わせて大灯籠を修復させて頂きました。 倒木により屋根、宝珠、わらび等が破損し欠品も多く創建当時の姿に修復です。

今回は修復と同時に灯籠内部にステンレスの支柱を土台より立ち上げ耐震工事も行いました 以前は石台の上に置いてあるだけの状態でしたのでよく地震で倒れなかったなと思います。 石台と台座はアンカーボルト固定もし、ステンレス支柱があるので倒壊の危険は無くなりました。

よくこの様な工事はしますが、まだ全国に倒壊の危険のある灯籠が多く存在しております。 少しずつでも工事ができたらと思っております。

お正月に初詣も兼ねて様子を見てきました。 異常なく、問題なしです。 豊川稲荷はいつでも人手が多く新しい法堂にも有料拝観でしたが長い列が出来ておりました。 時々寄って点検して行きたいと思います。

